美容師の仕事内容となり方

美容院でヘアスタイルをするための仕事

美容系の仕事として、おそらく最も知名度が高いのが美容師です。
美容師の仕事は、主に全国にある美容院に勤務をし、訪れるお客さんに対してヘアカットやパーマ、カラーリング、トリートメントといった髪のケア全般を行うことです。

その他にもメイクや着付け、美顔、ネイルケアなどといったものを行う美容院も増えており、総合的な「美」を追求する仕事と言ってもよいでしょう。

勤務をするためには技能国家資格である美容師試験に合格をしなければならず、そのためには高等学校卒業以上の学歴が必須となっています。

少し懐かしい話になりますが、1990年代後半~2000年代初頭くらいに「カリスマ美容師ブーム」が起こりました。

当時は「シザーズリーグ」という有名美容室から毎週美容師が登場し、カットの腕前を競い合うという番組が人気になるなど、有名美容師がタレントとして活躍をしていました。

しかしブームが加熱しすぎたせいもあってか、ある有名美容師が実は無免許であったということが発覚してからは急速にブームは終息し、現在では美容師や美容院が特別に持ち上げられるということはありません。

とはいえ、芸能人など有名人を堪能しているヘアスタイリストがSNSで人気になるなどタレント的な魅力がまだまだ見られる部分もあり、華のある仕事であるということは言えるでしょう。

激化する競争により厳しい状況に

厚生労働省の調査によると、2015年3月末時点で美容師として勤務をしている人は49万6697人となっています。
さらに同じ統計によると全国で営業している美容院の数は23万件を超えており、これは全国にある信号機の数よりも多いものです。

これは美容師の資格が技能資格であり、独立開業がしやすい仕事であることから、個人で営業をしているお店が数多くあるためでしょう。

前述したような「カリスマ美容師ブーム」で大人気となった有名店がここ最近になって倒産や廃業をしてしまうなど厳しい状況が見られており、全国的に生き残りをかけた激しい競争が行われているというのが現状です。

最近では独立開業をするにしてもコストのかかる美容院を自分で構えるようなことはせず、一時的に場所を借りてカットをする美容師や、ヘアスタイリストとして撮影スタジオで勤務をするといった美容師も登場しています。

大手の美容室であっても、勤務美容師は非常に平均賃金が低く、長年続けるのが難しいという問題があります。
またファッションセンスが求められるということもあり、30歳以上になると勤務をしづらくなってしまうのです。

早くから独立を視野に、若いうちに自分なりに技能をのばしていく事が今時の美容師には欠かせません。