メイクセラピストの仕事内容となり方

メイクで人の心を癒やす仕事

メイクに関する仕事といえば、最も有名なのが「メイクアップアーティスト」です。
メイクアップアーティストの仕事は、テレビや映画、グラビア撮影などの出演者やモデルのメイクを行い、イメージにふさわしい顔を作り上げる事になります。

しかしメイクの仕事はそれ以外にも多くのジャンルがあります。
「特殊メイクアーティスト」や「フェイス&ボディペインティング」「メイクセラピスト」といったものです。

一般的なメイクアップアーティストはより美しくなるためのメイクをすることが仕事ですが、一方のメイクセラピストはメイクは目的ではなく手段として用います。

というのもメイクはそれ自体が施す人にとって心の癒やしとなるからで、メイクを通してコンプレックスを解消したり心の健康を取り戻すのがメイクセラピストの仕事です。

メイクセラピストの主な就業場所としては美容業界のほか、医療・福祉業界、カウンセリングルームといったところがあります。

メイクセラピストを目指す場合には、メイクの方法そのもの以外に、色彩や会話などの心理カウンセリングの技能を身に着ける事が必要です。

実際にメイクをするときには相手との会話などを通してどういった顔になりたいかということを聞き出し、それを実現するためのメイクをしていきます。

メイクによって外見に変化が起こることで自分に自信を持つことができ、心理的に良い影響が発生します。
病気や怪我によって顔に目立つ傷がついてしまったという人や、顔の造形にどうしても自信がないため積極的に行動ができないという人に対して、よりよい人生を送れるよう手助けをするのがメイクセラピストの仕事です。

メイクセラピーの手順と方法

メイクセラピーの一般的な手順として、まずはメイクセラピストとカウンセリングを行い、その上で「なりたい自分」という像をしっかり共有します。

メイクセラピーを求める人としては、前述したような顔に何らかのコンプレックスがあるという人の他、うつ傾向がある人や認知症などの心理面に不健康が生じている人などです。

カウンセリングによってなりたい顔がまとまったら、まずは半顔部分にのみメイクを行い、鏡を通してビフォーとアフターを確認します。

そのイメージに納得ができたらいよいよ本メイクとして行い、完璧な顔を作っていきます。
メイクが終了をしたらフォローカウンセリングを行い、継続的に外面と内面がうまくマッチしているかの確認です。

メイクセラピストという仕事はそれのみを仕事にしているという人は多くなく、ほとんどの人が通常のメイクアップアーティストもしくはカウンセリングに関わる業務の一つとして展開をしています。

まだまだ社会的な認知度が低く、研究も半ばの分野ですので、優秀なメイクセラピストの活躍が期待される分野です。