常連さんの話。

お客さんとの相性

アパレル業界の販売員をしていて楽しいなって思うことは、自分の常連さんのようなお客さんが出来るって言うのが楽しいなって言うか、うれしいなって思ったりします。
アパレルのお店にはたくさんの販売員の方が居ると思うんですが、大体みんな自分のお得さんみたいな感じのお客さんを持っていますから。

それは不思議な事に自然にそうなる事が多いんですよ。
なんて言うか人と人との相性って言うのがあって、お客さんからしてみたらこの店員さんが何か好きだなって言うのがありますので。
自然にその相性の良い販売員さんと話すようになったりしますので、そういう販売員ごとに常連さんとかが出来るって言うのは面白いなって思います。
新人としてお店に勤めるようになって、一番苦労するのはそこですから。
常連さんがお店に来て新人とかが接すると、「貴方じゃ話にならないのよ!」みたいに言われて凹むって言うのは良くあるパターンです。
そのお店の常連さんに認められるようになって、一人前と言えるんじゃないかなって思います。

自分のお気に入りの販売員さんとはすごく仲が良いけれど、他の販売員には冷たかったり、新人なんかにはボロクソに言うような厳しいお客さんもいますから。
大体どこのお店にもそういうお客さんは一人や二人居ると思うんですが、そのお客さんを乗り越える事が出来るかって言うのも、そのお店の販売員として登竜門だったりするんですよ。

色々なお客さん

私が前務めて居たお店にもそういうお客さんが居まして、いずれはそのお客さんとも接しないといけなくなるわけですから。
新人の卒業試験みたいな感じでそのお客さんの接客をさせられる日が来るんです。
で、その時に問題無く接する事が出来るのは非常にレアで、たいてい厳しい洗礼を浴びますので。
「もうあの人の接客はしたくありません!」みたいな感じでやめて行った販売員もいますし。
そこまで行かなくても、販売員のスタッフルームの壁を「くそ!」って感じでみんな殴るので壁が穴だらけになってたりしまして、販売員もなかなか苦労してるんです。

でも、そういう嫌なお客さん、苦手なお客さんから逃げるわけにはいきませんし、そういうお客さんに限ってちょくちょく買い物をしてくれてお店の売り上げに貢献してくれたりしますから。
お得意さんと言えばお得意さんですので、そういうお客さんをどう捌く事が出来るかって言うのも、販売員の腕の見せ所だなって思います。

あんまりひどいお客ですと、「もう二度と来ないでください」って言う出入り禁止の伝家の宝刀が炸裂しまして。
出入り禁止リストとかどのお店もあると思いますので、そのリストに追加される事になるんですが、自分の仲良い販売員とは非常に仲が良いんですから。
その販売員が接すれば問題無いわけですし、なかなか難しい所だなって思います。
嫌な目に遭う事もたしかにあります。
でも自分の常連さんのようなお客さんに親切にしてもらったりする事もそれ以上にたくさんありますので、アパレルの販売員と言う仕事って、私は好きだなって思っています。